都会の中のローカル線

この日は都会のローカル線とも言われてる南海汐見橋線に乗って行こうと思ったので一路汐見橋へ♩
南海は汐見橋ですが地下鉄と阪神は桜川駅になります。桜川は難波から一駅の所なんですが駅はガラーンとしていて静まり返っています。
阪神の方が新しく駅は綺麗なんですが、こちらも人気はなく静かでしたよ(^^;;
ちなみにドームもここから歩いて15分ぐらいでよ。
で、本題の汐見橋線なんですが本来は大阪と高野山を結ぶ高野線なんで汐見橋から更に北上して大阪駅まで行く計画で昔は高野山からの電車も発着してましたが今は分断されて汐見橋岸里玉出を結ぶローカル線になってまし、大阪駅に行く計画も難波から分岐して計画になったので廃止されないか心配なんですが・・・

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駅は前に来た時と違って壁に絵が描かれてアートな感じなってるから当分は大丈夫そうな感じです。

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改札口も古びたいい味を出していますよ♩
前に来たときは改札の上に古びた南海の沿線観光案内図があったのですが今は無くなっていました(;゜0゜)
その案内図には設置された昭和30年代当時に沿線から航路があった徳島県や淡路島の観光地が記載されていて淡路島にかって走っていた鉄道の路線図も記載されていたので貴重な物だと思っていたのですが・・・
今は老朽化して修復不可能と言うことで廃棄されたみたいです(ーー;)
淡路島に鉄道があったというのも驚きだったんですけどね。路線が残っていたら明石、鳴門海峡大橋を通じて鉄道も結ばれていたんでしょうね!
と、考えていたら電車到着☆
当の汐見橋線は都会の真ん中を走るわりには30分間隔で通勤時間帯も30分間隔なのでした。
そして最終も22時台とバスなみの時間。

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電車は2両編成で運転士1人のワンマン運転汐見橋から岸里玉出までの6駅を9分で結んでいるのでこの電車1台が行ったり来たりしていますよ☆
それなら単線でもOKそうなのですが、意外に複線なのがビックリなんですけどね!

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乗ってるお客さんの数も汐見橋の時点で4人で各駅で増減を繰り返してましたが10人以上になることはなかったですけどね(^_^)
またどこの駅もローカル感満載なのですが、f:id:nishi7days:20210226233343j:plain

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その中でも木津川駅は都会の秘境駅と呼ばれていて1日の乗降客数が125人と都会のわりには少ない人数です。でもこの時は2人乗ってきましたけどね。

また駅前は舗装されてなくて空き地と工場に挟まれていて夜に降りて歩くのは恐そうです。
かつては貨物輸送が行われていて貨物駅もあったので駅構内は広いんですが貨物線の線路やポイントは残っているみたいですよ。
他の駅も西天下茶屋ぐらいが住宅街にあるぐらいですが、この駅から少し歩けば地下鉄の駅があって一本で難波や梅田に出れるので乗る人は伸びそうにもないです。
またどの駅も昭和にタイムスリップした感じですが終点の岸里玉出だけが高架の近代的な駅で、駅の手前までは架線を支える支柱とかも錆びた感じでしたが岸里玉出に近づくと綺麗になるんですよね(笑)
一度は各駅に降りてみたいですが・・・いかんせん30分間隔なんで時間がかかりそうなので機会があればで・・・

なにはともあれ、この都会の中のローカルな風情はずっと残ってもらいたいんものです☆
少しローカル線気分を味わいたくなったらいいかもですよ(笑)