渡船と秘境駅

渡船は朝の6時台から夜の9時台まででラッシュ時間帯は10分間隔で昼間は15分間隔と多めです。

渡船乗り場には屋根ありベンチ付きの待合室と船の乗務員の詰所があるだけです。
そして渡船は徒歩か自転車が乗船できてこの時はほぼ自転車の人でしたよ。
自転車を乗せれるためか船内には椅子はありません。

渡船からは珍しいアーチ状の木津川水門がみえますよ。
そして船旅スタートと言いたいところですが対岸は見える距離、もしかしたら泳げそうな感じなので船旅といっても1分で着きます(笑)

着くと乗ってた人達は足早く去っていき渡船乗り場は静かで折り返しで大正側に行く船のエンジン音だけ響いていました。
折り返しは誰もいなくてここも出発は大正側と同じなんで大正側に人がいない限りは➕1分後なんでしょうね。
渡船を降りて駅に向かうのですが近いのは、もうお馴染みの汐見橋線津守駅なのですが都会の秘境駅木津川駅に向かいます。
渡船乗り場から歩いても10分ぐらいですからね!

西成側は工場地帯で土曜日のせいか人気はなくて木津川駅に着くまで誰ともすれ違うことなく時よりサイクリングをしてる人を見るぐらいで団地もありましたが静かでした。
そして阪神高速を越えて食品工場の間に駅に通じる道がありますが、案内の標識もなくてマップを見てないと見過ごしそうです。

駅に通じる道も途中から舗装されてなくて駅前は砂利道となってますよ。
夜は歩くのは怖いと思いますよ工場ばかり暗そうですから・・・
ちなみに駅舎のある西側に対して東側は住宅地ですが汐見橋線に乗ってるのかな???と感じてしまいます。

で、駅舎は丸型でかわいい作りでいい感じで老朽化してます。
もち駅の周りにはコンビニはおろか自販機もありません。
そして駅にはトイレはありますが・・・

薄暗くて公園のトイレのような雰囲気で男女兼用で今風に言うとジェンダーフリーですが女性が入るのは勇気がいると思います。
で、トイレに行きたかったあっしですが行くのを躊躇してしまいました。
汐見橋線に乗ってて今まともに使えそうなトイレのある駅は汐見橋岸里玉出だけだと思います。
他の駅は老朽化などで閉鎖されてます。

また木津川駅は駅構内が広くて今は使われてない側線などが残っていて、かつては駅東側の木津川に貯木場があり高野山などの紀伊山地の材木をここまで運んできてたようです。50年近く前までは南海電鉄も貨物輸送を行っていたんですよね。

周りを見渡すと寂れた感が昭和にタイムスリップした感じもしますが、遠くにあべのハルカス阪神高速の高架を見ると昭和と現代のギャップを感じたりもします。
帰りは岸里玉出まで行き地下鉄で帰ることにしていて岸里玉出行きは12分後。
先に汐見橋行きが来てこれが汐見橋から折り返してきます。
車内を見ると相変わらずの一桁しか乗ってませんが外国人観光客の姿もありました。
都会のローカル線として外国のガイドブックに紹介されてるのかな???
駅の味のあるベンチに座ると静か過ぎてボーツとしてしまいます(笑)
ボーツとしてると電車の音と踏切の音が聞こえて電車が到着。
この駅には接近放送はないんですよね!
電車に乗り込んだのはあっしと駅のトイレを掃除していた清掃員だけでした。定期的にトイレも清掃されてるんですね。
ちなみに汐見橋行きには駅の券売機を見にきたのか駅員さんが乗っていきました。
そして岸里玉出から四つ橋線岸里まで歩いてると駅周辺や券売機付近で外国人を多く見たので岸里辺りに民泊でもあるのかな???
と思いながらホントに大阪の至る所で外国人を見るようになりました。
ここ数日で西天下茶屋、木津川で乗り降りしましたが両駅共映画やドラマの撮影で使えそうですよ!